FX(外国為替証拠金取引)確定申告について
FX(外国為替証拠金取引)確定申告は、FX(外国為替証拠金取引)外国為替証拠金取引を行って利益を得た分に対する税金の支払いのために行います。
つまり、FX(外国為替証拠金取引)で儲かった利益に対しては税金がかけられ、それは原則として確定申告しなければならないということです。税金の計算期間は1月〜12月、含み益は考慮しないで、実現損益のみが対象となります。
FX(外国為替証拠金取引)で得られた利益は、税法上は通常「雑所得」として扱われます。「雑所得」の場合、
・年間給与所得が2,000万円以下で、かつ、給与所得と退職所得以外の所得の合計額が20万円以下の場合を除き、確定申告が必要。
・ほかの所得(給与など)と合わせて税を計算(総合課税)。
・必要経費を差し引くことができる。
・雑所得同士であれば、ほかの雑所得と損益通算計算ができる。
・雑所得全体で損失が出てもほかの所得と通算することはできない。
となります。要するに、FX(外国為替証拠金取引)での確定申告は必要経費を差し引いて、20万円以上の利益があった場合に行います。ただし、専業主婦の方は、配偶者控除がありますので38万円を超えた場合にのみ申告が必要となり、扶養控除対象者からははずれます。
一方、必要経費として認められるのは、
・売買および振込み手数料
・パソコンの購入費用の一部
・通信費、プロバイダー費用の一部
・雑誌、新聞などの資料代
・セミナーの代金
・筆記用具代
FX(外国為替証拠金取引)確定申告をうっかり忘れてしまった場合、後で重加算税が追加されます。どんなに面倒でも申告に行かないと、必要以上の税金を払う羽目になりますから、注意しましょう。